熊本城と加藤清正

歴代熊本城主の墓所 無残な姿に 復旧には3年以上か 2016年10月6日

kitaokaB.jpg熊本市は6日、国指定史跡で歴代熊本城主(熊本藩主)の墓地でもある北岡自然公園を、熊本地震後初めて報道陣に公開しました。地震によって、歴代藩主の廟所入り口の「唐門(写真上右)」が倒壊(写真下左)していたほか、歴代藩主の墓も大きく傷ついていました。

公園は初代熊本藩主、細川忠利の菩提寺、妙解寺(みょうげじ)の跡地です。妙解寺は4代藩主だった細川光尚が忠利を弔うため、1642年(寛永19年)に創建しました。忠利らの三霊廟(れいびょう)をはじめ、歴代藩主の墓や石灯籠などがあります。忠利の家来で森鴎外の小説「阿部一族」のモデルとなった阿部弥市右衛門の墓もあります。1955年(昭和30年)11月に熊本市が細川家から買い取って公園として整備しました。

kitaokaA.jpg市の文化振興課によると、唐門は江戸時代前期に建立された唐門が倒壊したのは初めてということです。また、霊廟の南にある細川重賢の墓は、上部にあった石材が転げ落ちたほか、他の墓や灯籠もほとんど転倒したりずれたりしたままになっていました。

復旧には3年以上かかるといわれ、市は来年度から、崩れた部材を組み立てる修復工事を始めることにしています。

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