熊本城と加藤清正

石垣の復旧工事本格化 完全復元には350億円       2016年6月7日    

160607ishi-1_R.jpg160607SHIROA.jpg熊本地震で被害を受けた熊本城石垣の本格的な撤去作業が始まりました。石垣は53か所で崩落が確認されていて、このうち私有地や市道をふさいでいる4か所で優先的に撤去作業を行います。撤去作業は重機を使って行われ、石には今後の改修を見越して1つひとつにナンバリングが施されていました。

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熊本城総合事務所によると、熊本城のすべての石垣約7万9000平方メートルのうち、3割にあたる2万3600平方メートルあまりで崩落や膨らみが見つかり、石の積み直しが必要ということです。

熊本市は城北側の百閒石垣(ひゃっけんいしがき、写真左)で、すでに応急工事を始めていますが、石垣を元の状態に戻すには、写真などをもとに石の一つ一つに番号を振って保管し、番号にしたがって積み直していく必要があります。

石垣の復旧・復元には現時点の試算でおよそ350億円の費用が見込まれています。城域内ではこのほか、国の重要文化財となっている櫓なども被害を受けていて、すべての復旧・復元にはさらに費用がかかる見通しです。

熊本城総合事務所の梅田雄介所長補佐は「ようやく第一歩が始まったかなというところ。先を考えるとすごく長い道のりというのを感じますが、1つひとつ進めていくしかない」と話しています。160607SHIROB.jpg

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