熊本城と加藤清正

石垣の応急工事始まる 百閒石垣の被害状況を公開    2016年5月25日         

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熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の北側にあり、熊本地震で崩落した熊本城の「百閒石垣(ひゃっけんいしがき)」の応急工事が始まり、地震の後初めて被害状況が公開されました。

百閒石垣はおよそ400年前、熊本城北側の防御のため造られました。長さは約150メートルありますが、地震でそのうち約62メートルが崩れ落ちました。交通量が多い市道に面し、近くには国立病院があって緊急車両も通るため、通行路を確保するため、今週から工事が始まりました。

熊本城では城内53か所の石垣が崩落しました。熊本市は崩れた石を移動させ、数か月をめどに通行ができるようにする考えです。石垣を元の状態に戻すには、写真などをもとに崩れた石を積みなおす必要があります。石の一つ一つに番号を振って、番号にしたがって積み直します。今回の工事はあくまで応急的なもので、石垣の復旧のめどは立っていません。

熊本城調査研究センターの網田龍生副所長は「(熊本城は)貴重な文化財であると同時に市民や県民のシンボルともいえる大事なものですので、少しでも早く、確実に、文化財としての価値も損なわないように気を付けながら修復を進めていきたい」と話しています。

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