熊本城と加藤清正

黒と白の名城 観光客争奪戦                    2015年12月9日  

151209VShimeji_R.jpg世界遺産・姫路城の2015年度の入場者数が222万人を突破し、2008年度に熊本城が記録した城郭の年間最多入場者数の記録(221万9517人)が破られました。姫路城は2015年3月、大天守の修理が終わり、一気に入場者数を増やしました。

しかし、記録を抜かれた熊本城総合事務所の岩岡博文所長は「お城自体の特徴が全然違います」と話しています。姫路城は白鷺城という別名があり、修復後は「白すぎ城」といわれるほど白さが際立っています。一方の熊本城には銀杏城のほかに、烏城という別名があり、外観は質実剛健の戦国時代をほうふつとさせる黒が基本になっています。

アメリカに本社がある世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「行ってよかった!日本の城ランキング2015」で、熊本城は3年連続で1位に選ばれています。トリップアドバイザーは米国に本社を置き、世界中の500万を超すレストランやホテル、観光スポットについて、旅行者から寄せられた情報を提供しており、日本の城ランキングは、2014年6月から2015年5月に投稿された口コミの件数や、5段階評価などを基に決めているそうです。岩岡さんは「熊本城にきたら、ぜひ石垣を見てもらいたいです。世界に誇れる石垣だと思っています。それとお城の綺麗さ、おもてなしですね。姫路城に抜かれて残念な気持ちは少しはあるが、これを機にお城全体が盛り上がっていければ...」と話しています。日本を代表する黒と白のお城の動向はますます注目されそうです。

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