化血研 不正と迷走

木下新理事長「体制見直し進める」蒲島知事に報告     2017年6月8日

170608sinrijicyou.jpg突然のトップ交代で2017年5月30日に就任した化血研の木下統晴新理事長(写真左)が県庁を訪れ、「体制の抜本的見直しを進める」と蒲島知事に報告しました。記事との面会後、木下新理事長は記者団に対し「熊本の地で分画製剤、ワクチン製剤、動物薬の3つの事業を継続していく。その実現に向けて社会との関係を再構築し、一歩一歩健全化のプロセスを進めていく」と語りました。

突然のトップ交代の理由については「申し上げることはできない」としましたが、「早川前理事長は一般財団法人という形を考えていた。私はもう少し幅広くいろんな方向性があると思っている」とも述べ、交代の背景に事業譲渡のあり方をめぐる方針の違いがあったことを示唆しました。そのうえで事業譲渡について「新しい体制では出来るだけ早くしていきたいとは思っている」と述べ、組織の形態にこだわらず、前向きに交渉を進める考えを示しました。

蒲島知事は「健全化のプロセスを進めるにあたっては、厚生労働省のコンプライアンス体制とガバナンス体制を見直す指導を真摯に受け止めることは望ましい方向と考えている。化血研が再生して雇用を守り、研究者の受け皿となり、熊本で本社機能を発揮することは多くの人が望んでいる」と述べました。事業譲渡については「きょう話があったわけではないが、健全化のプロセスの中で処理されていくのではないか。時間をかけない方がいいと思う」と話しました。

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