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天草市の延慶寺「兜梅」が見ごろ 名前の由来は?     2017年2月8日放送

0208kabutoumeA.jpg天草市浜崎町の延慶寺の境内にある県指定天然記念物の「兜梅(かぶとうめ)」が、今年も見ごろを迎えています。

兜梅は樹齢およそ300年の梅の古木で、高さは3メートルですが、 横に11メートル地をはうように伸びる「臥龍梅」です。例年より1週間ほど早く咲き始め、今は5分咲きです。今週末ごろ満開となり20日ごろまで楽しめそうです。

兜梅の名前は1589年(天正17年)、天草の土豪5人衆と加藤清正・小西行長連合軍が戦った「天正天草合戦」の際、天草方の武将、木山弾正の妻・お京の方が討ち取られた言い伝えに由来しています。猛将として知られた木山弾正は肥後木山(現・益城町)の城主でしたが、城を追われた後は縁戚の天草種元の客将として天正天草合戦に参加。仏木坂の戦いで戦死しました。お京は亡き夫の鎧兜を身につけて弔い合戦に打って出ましたが、梅の木の枝に兜の錣がからんでしまい、黒髪が見えて女性とわかり、あえなく討ち取られたという悲劇が伝わっています。

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