くまもと温故知新

菊池一族の遺徳しのび墓前祭 墳墓も公開           2017年6月17日

170617kikutiA.jpgkikutituika_R.jpg平安時代から室町時代後半まで菊池地域を中心に栄えた豪族、菊池一族をしのぶ墓前祭が玉名市小島(おしま)地区で行われ、第十代当主・菊池武房の墓をはじめ、一族の墳墓が初めて市民に公開されました。

この日は菊池一族の子孫で歴史研究家の渋谷龍さんが「菊池一族の始まりと終わり」と題して講演を行いました。この後、地元の住民など約200人が参列して墓前祭が行われました。

これまで所在不明とされ、小島地区で見つかった武房など菊池家当主の墓では、住民らが遺徳をしのびました。菊池一族は刀鍛冶集団ともつながりが深かったとされ、古武道小笠原流源清会による試演武も披露されました。

菊池武房は鎌倉時代中期の武将で、蒙古襲来では一族をあげて戦い、活躍の姿は「蒙古襲来絵詞」にも描かれています。文永の役、弘安弘安の役でも活躍して武功を挙げましたが幕府からの行賞がなく、菊池一族は反幕府に傾いていくことになります。

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