くまもと温故知新

明治の旧商家で復興への思い込めひなまつり       2017年3月2日放送

170302hinaA.jpg熊本の熊本市中央区西唐人町にある清永本店では、清永泰弘さんがひなまつりの準備に追われていました。

12年前から新町・古町地区で行われているひな祭り。清永本店も毎年展示を行ってきましたが、今年はいつもとは違う特別な思いで準備をしました。清永さんは「地震後もあって、何とかしたいという思いでやっています」と話します。

しかし、熊本地震で屋根や壁が壊れ、店は現在もビニールシートで応急処置を施している状態です。明治初期に作られた古い造りのため、修復できる人がなかなか見つからないそうです。清永さんは「今の建て替え話がうまくいかなかった場合は、これで最後(の展示)になるかもしれないという思いもあります」と話します。清永本店だけで、飾るひな人形は数百点展示されるということです。

170302hinaB.jpg地震で被害を受けたのは建物だけではありませんでした。「ひな人形は置き場所が悪かったので、足が折れたりしたものもあります。(人形が)持っていたはずの道具とか鼓がないとか。何か一つ二つ足りないものがあって」と清永さん。壊れてしまったひな人形は接着剤で修理をして飾り付けました。

170302hinaC.jpgたくさんあるひな人形の中には、地震で家を解体する人が提供してくれたものもあるそうです。地震後初めて迎えるひな祭り。復興への想いをのせた色とりどりのひな人形がお店で出迎えます。5日まで、入場無料。

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