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山中の橋のたもとから海岸に流れた柱 再び山中の橋のたもとに   2016年8月1日

160801hyoucyuu_R.jpg南阿蘇村の山中の橋のたもとに立っていた場所の説明などが書かれた標柱が50キロ離れた荒尾市の海岸で見つかり、1日、南阿蘇村に送り届けられました。

標柱は長さ2.1メートル、重さ20キロで、南阿蘇村が有形文化財に指定している床瀬川橋のたもとに立っていましたが、熊本地震と大雨の影響で流されてしまいました。その標柱が7月26日、直線距離で約50キロも離れた荒尾市の蔵満(くらみつ)海岸に流れ着いているのが見つかり、荒尾市は「復旧復興の手助けになれば」と、1日に標柱を南阿蘇村に送り届けました。

流された標柱について、荒尾市の職員は「南阿蘇の山から川でつながって海に流れ着くとは驚いた」と振り返ります。一方、南阿蘇村の藤岡孝輔教育長は「はるばる(戻って)来たので縁を感じる。地元の人も息子が帰ってきたような感じがするのでは」と話します。

標柱は5月下旬に地元の人が撮影した写真には写っており、南阿蘇村では流されたことも知らなかったということで、荒尾市から連絡を受けて大変驚いたそうです。村では標柱を元の場所に戻すことにしており、その際には荒尾市から戻ってきた経緯などを書いた看板も設置したいとしています。

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