ハンセン病 差別と偏見との戦い

ハンセン病家族訴訟 2次提訴500人超     2016年3月29日

160329-2jiteiso_R.jpgハンセン病の元患者の家族が国の誤った隔離政策で差別被害を受けたとして国に謝罪と損害賠償を求めた裁判で、500人を超える原告が追加で提訴しました。

29日提訴したのはハンセン病の元患者の子どもやきょうだいらで、熊本をはじめ全国各地に住む23歳から96歳の男女509人です。裁判で家族らは、国の誤った隔離政策で作り出された偏見によって、患者の家族も地域や学校などで差別され、一家離散といった被害を受けたなどとして、国に対し謝罪と一人当たり500万円の損害賠償を求めています。

原告で姉が元患者の井土一徳さん(80)は「何の悪いこともしておりません。なのにどうして差別されるのか、その元はどこにあるのか」と訴え、やはり原告で両親が元患者の奥平光子さん(58)は「ハンセン病の子どもみたいな感じでいじめられた経験があります。すごくきつかったです」と話しました。

この裁判では2月15日、すでに59人の原告が提訴していて、これで原告の数は568人となりました。

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