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新観光特急「かわせみ やませみ」が運行開始         2017年3月4日

JR九州の新しい観光特急列車「かわせみ やませみ」が3月4日のダイヤ改正に合わせ、運行を始めました。熊本駅での出発式には多くの鉄道ファンが詰めかけたほか、沿線には多くの住民が出て、新しい特急列車を歓迎しました。

「かわせみ やませみ」は、鹿児島線と肥薩線をまたぐ形で熊本~八代~人吉間を片道90分ほどかけて毎日3往復します。列車の名称の由来は、沿線を流れる球磨川に生息する鳥の名前。デザインは豪華寝台列車「ななつ星」や、JR九州の観光列車を手がけてきた水戸岡鋭治さんが担当し、気動車をリニューアルして新しい特急車両を仕立てました。

外観のカラーリングは、「かわせみ」が青、「やませみ」が緑を基調にしており、青は球磨川、緑は球磨地方の森をイメージしています。車内も外観に対応した色が使われているほか、森をイメージした2号車やませみの車内は、人吉球磨産のヒノキがカウンターやテーブルの一部に使われているほか、床材などにはスギが用いられている。客室内には八代産のい草を使ったのれんが取り付けられています。座席は2両とも、リクライニングシート、ボックスシートのほか、窓向きのカウンター席、やませみにはベンチシートもあります。

このほか、展望スペース、360度カメラによるVR映像(疑似体験映像)コーナー、軽食などを販売するサービスカウンターが設けられています。車内販売では「球磨焼酎」が楽しめるほか、郷土料理の「つぼん汁」、旬の食材を使った弁当やスイーツなども販売されます。

列車は熊本駅を出ると、人吉駅までの間に新八代、八代、坂本、一勝地、渡に停車します。坂本駅や一勝地駅では、停車時間にあわせて特産品なども販売されます。人吉駅からは別の観光列車「いさぶろう・しんぺい」や、隣接する人吉温泉駅からくま川鉄道の観光列車「田園シンフォニー」に乗り換えることもできます。

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