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多様な列車が走る「鉄道の王国」

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熊本県内にはJRのほか、明治時代から営業する私鉄、市電、さらには旧国鉄から運行を引き継いだ第三セクターまで、さまざまな鉄道路線が混在しています。JR九州が新幹線からSLまで走らせているほか、九州各地を走る豪華寝台列車「ななつ星」も大人気です。個性ある観光列車も多く、第三セクターでは南阿蘇鉄道の「トロッコ列車」やくま川鉄道の「田園シンフォニー」、肥薩おれんじ鉄道の「オレンジ食堂」などユニークな車両もたくさん走っています。また、熊本電鉄では全国から譲り受けた中古車両が元気に動いています。熊本県は個性あふれる多種多様な列車に乗れる鉄道ファンには大変楽しい場所なのです。

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15.jpg新幹線からSLまで

2011年3月に全線開業した九州新幹線が南北を貫く一方で、SL人吉(熊本〜人吉、写真上)まで、多くの列車を走らせています。豊肥線には「あそぼーい!」(熊本〜宮地)、「九州横断特急」(熊本〜別府)が走り、三角線には「A列車で行こう」(熊本〜三角)、肥薩線は「いさぶろう・しんぺい」(熊本〜人吉~鹿児島県吉松)が走っています。山と海、四季の沿線の風景は異なり、熊本の自然の雄大さと豊かさを感じることができます。ただ、地震で豊肥線が大きな被害を受けたため、九州横断特急は阿蘇〜豊後萩間での運行となっており、あそぼーい!は運休が続いています。

JR九州の特集ページは yubiyubi.png こちら

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15.jpg「青ガエル」引退

160214lasyrun17_R.jpg緑色のボディと愛嬌のあるデザインで多くの鉄道ファンを魅了してきた旧東急5000系、通称「青ガエル」の国内最後の車両が59年の現役生活を終え、2016年2月14日、熊本電鉄を走っていた最後の1両が引退しました。引退したのは東急電鉄の通勤・通学電車として製造された5000系(初代)のうちの1両、「5101A」です。

ラストランのハイライト動画は yubiyubi.png こちら

5000系は熊本電鉄のほか、松本電鉄、福島電鉄など地方の中小私鉄に譲渡されましたが、老朽化が進んで現役車両は熊本電鉄上熊本~北熊本駅間3・4キロを走る「5101A」だけになっていました。その車両が2016年2月14日に引退したことで、東急5000系はすべて引退することになったわけです。

15.jpg動く「鉄道博物館」

熊本市北区の熊本電鉄北熊本駅には車両整備工場も併設されていて、ホームからレトロな車両を見ることができます。すべて、東急電鉄、南海電鉄や東京メトロなど、ほかの鉄道会社で使われた中古車両です。中には1928年(昭和3年)製造の車両もあります。この車両はさすがに乗客を乗せて走ることはありませんが、駅の構内で電車を入れ替える時、ほかの車両を引っ張るのに使われています。

鉄道ファンの有志が「鐵道創研 青ガエル保存プロジェクト」で募金活動を展開したこともあり、5101Aは動態保存されます。引退後も青ガエルは車庫を出入りしており、運が良ければ北熊本駅から動く青ガエルを見ることができます。なお、引退した東急5000系の後は、東京メトロ銀座線01系車両が走っています。

熊本電鉄のホームページは yubiyubi.pngのサムネイル画像のサムネイル画像 こちら

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15.jpg地震で大きな被害

nantethu.jpg熊本県内を走る第三セクターの南阿蘇鉄道は、立野から阿蘇五岳(中央火口丘)と外輪山の間を走り高森に至る旧国鉄高森線(立野~高森間17.7km)を走ります。立野~長陽間にある立野橋梁は日本最長 の鉄道用トレッスル橋〈末広がりの橋脚が支える橋)で、日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があります。

阿蘇の自然を楽しみながら走るトロッコ列車が有名です。高森線は高千穂線とつながり九州中部を横断する幹線鉄道となる予定でしたが、高森トンネルの工事中に異常出水が起き工事を断念し、観光列車となっています。

熊本地震では高森線の全線が被災し、線路に土砂が流入し、トンネルに亀裂が入り、橋台が移動するなど甚大な被害を受けました。国は高森線の災害復旧調査に約2億円を充てるなど復旧を支援するほか、全国の第三セクターなどからも支援が寄せられています。

被害が比較的小さかった中松~高森間約7キロで7月末に運転を再開します。4月14日以来108日ぶりの運行です。

南阿蘇鉄道のホームページは yubiyubi.png こちら

熊本にはこのほかにもさまざまな列車が走り、熊本市内では市民の足として市電も活躍しています。

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