日替わりコラム

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 <MCMS_KKT_NOBUKO>の書いた本「こちらたまご応答ねがいます」をアニメ化したいという夢のような申し出があったのは、1年ほど前のことだ。
 半信半疑のまま月日は流れ、今日、アニメのパイロット版が上映されるに至った。

 私の目の前で、物語の主人公・卓や、“たまご”たちが、命を吹き込まれ、生き生きと動いている!・・・涙が出るほど感動した。
 この日を迎えるまでに費やされたビデオ製作委員会の方たちの時間や労力を思うと、本当に頭が下がる。

 1年前、10人の発起人によって発足した製作委員会から初めていただいたチラシには、こう書いてあった。

         ***ご挨拶とお願い***

原作者の岸氏は、「テレビを見ていたら、援助交際をしている女子高校生が、“妊娠したら堕ろせばいいもん”と笑いながら答えている姿に唖然としました。その少女たちに向けて、『命は大切だよ』と伝えたくて書きました」 と述べておられます。
縁あって、原稿を手にした私どもは、今日の生命軽視の只中にある子どもたちへ、この作品を映像化して見せたい、いのちの神秘と大切さを伝えたいと強く願いました。
そのような時、偶然にも日本映画学校副校長の千葉茂樹氏(映画監督)から、素晴らしい作品だからアニメーション化したいとのお申し出もあり、このたび製作委員会を発足する運びとなりました。
皆様の温かいご支援、ご協力をぜひ、お願い申し上げます。
            
         ************

この製作委員会の代表は、蓮田太二さん。
 今、テレビ等で話題になっている「こうのとりのゆりかご」を日本で初めて設置することになった熊本慈恵病院の、副院長先生だ。
 何度かお会いして、蓮田先生のやさしい笑顔と、温厚な人柄の内にある熱い思いに、心を打たれた。母親のおなかの中にいる胎児の生命にも、生まれたばかりの赤ちゃんの生命にも、あふれんばかりの愛と関心を向けておられるのだ。
 この先生をはじめとする製作委員会のみなさんの地道な努力で、“たまご”はついに動き出した。

 私は、原作者として招待されただけで、何の働きも手助けもしていないのだけれど、委員会のみなさんの真摯な姿を前にして、何かできることをしたい、と強く思った。
何ができるかはまだわからないけれど…。

 製作委員会の目的は、“来春完成予定の「こちらたまご・・・」のビデオを、熊本県内にある全ての小学校に贈ること”だそうだ。
 個人での購入も出来るそうで、予約しておくと、アニメ完成後、自宅にビデオが届けられるということだ。


『こちらたまご応答ねがいます』ビデオ製作委員会事務局
E-mail:tabii@nifty.com

 本を読んでくださった方も、そうでない方も、よかったら一度問い合わせてみてください。

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