日替わりコラム

 絵日記トップページへ

<MCMS_KKT_NOBUKO>はカリカリしていた。
遅く帰ってきて、急いで夕飯の支度をして食べるためには、みんなの協力が必要なのに、今日の子どもたちは、テレビに夢中で全然動かない。

ねぇ、片づけて!
片づけないとテーブルが出せないでしょ?
ここを片づけてからテレビを見てよ!
ほら、みんな、見てないでさっさと動いて片づけなさいってば!
もぅっ! テレビ消すよ!
ちょっと、そこどいて! テーブル出すから!

「いてっ!」

私が乱暴に取り出した折りたたみのテーブルが、<MCMS_KKT_ISSHIN>の頭にぶつかった。
「おかあさん、テーブルが当たったよ」と、一心。
「あ、そう」と、私。
そのままテーブルの脚を広げていたら、「違うでしょ?」と低い声がした。
「お母さん、『あ、そう』じゃなくて、『ごめんなさい』でしょ?」
声の主は、二男の<MCMS_KKT_TENDO>だった。
キッとした目で私を見ている。

カリカリしていた熱い頭が、一瞬のうちに全部冷えた。

なによ、なによ、みんなが手伝わないからでしょ?
テレビばっかり見て協力してくれないから私は怒ってるんでしょ?
それなのに、私はみんなの前で悪者扱いだ。
小さい子の前で批難されて、私のプライドは傷ついた。
でも、
ここが肝心なところだ。
頑張れ信子!
踏ん張れ信子!
プライドを捨てろ!
勇気を出して言うんだ!「そうね、お母さんが悪かったね」と。
さあ!

私は一心に、「一心くん、ごめんね」と謝った。
それから天童に、「てんちゃん、言ってくれてありがとね」と伝えた。

子どもたちは成長する。
疑うことなく親に従うだけの子どもから、親の欠点がはっきり見える子どもへと、どんどん成長していく。
子どもに注意されれば、腹がたったり、“何もわからないくせに、いっちょ前のこと言って!”と、ムカつくこともあるけれど、そんな時にこそ謙虚になれるのが、真の大人なんだろう、と思う。

頑張れ、私!

>>信子かあさんのきょうの絵日記へ戻る