日替わりコラム

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昔、といっても、そんなに遠い昔ではない。
子どもたちがまだ小さかった頃、わが家には、「においがかり」なるものが存在した。
この係り、あまり自慢できるものではない。いや、むしろ恥ずかしい係りなのだけれど…。
今日は、そのことを、ちょっと書いてみようと思う。

子どもたちがまだ小さかった頃のこと。
部屋の中に散乱した服、服、服…。
散らかった服は、どれが洗濯してあって、どれが洗濯してないのか、さっぱりわからない。
そこで登場するのが、「においがかり」!
片っ端から服を手にとって、ひとつひとつ、においを嗅いでいくのだ。
洗濯したての服は、ほんのりと洗剤のいい香りがする。
…が、汚れた服、特にパンツや靴下は、…(;一_一)
においがかりは、そうやって、いいにおいの服はこっち、臭い服はそっち…と、服を識別していく係りだ。

この、一見損な役どころ、当時、なぜか小さい子たちには人気があった。
「誰か、においがかり、してくださ〜い!」と言うと、即座に「はい!はい!」と、手が挙がる。
「じゃ、お願いします」。「は〜い!」

子どもたちは、服を手にとって、顔いっぱいに押し当てる…「…うっ、くさっ!」
大げさに顔をゆがめて臭さをアピールする子どもたちを、<MCMS_KKT_NOBUKO2>は笑いながら見ている。
「じゃ、汚れた服をください」「は〜い!」
汚れた服は洗濯機へ。
「いい匂いの服をください」「は〜い!」
合格した服は綺麗に畳んでいく。

なんのことはない。
洗った服はすぐにタンスへ。汚れた服はすぐに洗濯機へ。…と、最初からいつもそうしていれば、におい係りなんて必要ない。
そもそも片付けていないのが悪いのだ。
そうなのだけれど…。
残念ながら、子どもたちが小さかった頃の我が家には、「においがかり」の出番がしばしばあった。(^_^;)

そんな昔のことを、なんで今頃書いたのかって?
ふふ。
それはね、
今日、においがかりが、復活したから。
え?誰がしたの?
ふふ。
わたし。

今日の我が家は、服が沢山散らかって、どれが洗ってあって、どれが洗ってないのか見分けがつかなかった。
子どもたちはみんな学校。
家にはわたし一人。
だから、「においがかり」を自分でやってみた、というわけ。

恐る恐るパンツを鼻に近づける。
…「…くっ、くっさぁっ!」
あはは。
あははははっ。(^▽^)
こんな係り、やるもんじゃない!

一人で笑いながら、ふと思い出す。
小さい子がいっぱいだった頃の賑やかな部屋の中。

今はもう、においがかりを喜ぶ小さい子どもなんて我が家にはいない。
末っ子の<MCMS_KKT_FUDO>も四年生だもの。
みんな、みんな、大きくなっていくんだね…。

おっと!感傷に浸っている場合じゃない!
この散らかった服たちを、とにかく分別せねばならないのだ!と、においがかりを強行する。


どぉれ、クン、クン、
くっ、くっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!(>_<)笑

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