日替わりコラム

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頭から離れない言葉があります。
「話を聞いてもらえる権利」という言葉です。

アメリカの第3代大統領トーマ ス・ジェファーソンが起草した独立宣言の中には「譲渡され得ない権利」として、生命・自由・幸福の追求、というものがあるそうです が、子どもたちにも「譲渡され得ない権利」がある、として、いくつかの権利が紹介されていました。
次のようなものです。

◎愛される権利。(自ら求めずとも)

◎守られる権利。(どんなことがあっても)

◎かけがえのない存在だと感じられる権利。(何も持たずにこの世に生をうけ ようとも)

◎話を聞いてもらえる権利。(大人にはおもしろくない話でも)   

◎寝る前に読み聞かせをしてもらえる権利。(夕方のニュースや『イースト・ エンダー』(イギリスの家族ドラマ)に時間をとられることなく)

◎教育を受ける権利。(学校で銃弾におびえることなく)

◎可愛がられる対象となる権利。(たとえ平凡な外見だとしても)


これらは、2001年、3月6日に、オックスフォード大学で、マイケルが 行ったスピーチの中にあったものです。
以前、この絵日記でも紹介したのですが、もう一度書かせてください。
昨年の春にこのスピーチの和訳をネットで見つけて以来ずっと、<MCMS_KKT_NOBUKO2>の心の 中に深く深く残って、忘れられないからです。
ここに挙げられた項目ひとつひとつが、とても印象深かったのですが、「話を聞いてもらえる権 利」という言葉が特に、わたしの心から離れません。
ともすれば、子どもたちの話は、大人には面白くないこともあります。
忙しくしている最中に、子どもたちがつまらない話を始めると、もうそれはい いから!と、さえぎりたくなります。でも、その瞬間、「子どもたちには話を聞いてもらえる権利がある。たとえ、大人には面白くない話 でも」という言葉がパッと浮かんでくるのです。
昨日もそうでした。
テレビのアニメの話を、一心と不動が交互に始めました。
延々と続く話に、うんざりしそうになったその時、この言葉が浮かんできて、 そのおかげで、気を取り直して耳を傾けることができました。

子どもの言葉に耳を傾けるときに、子どもに対する愛しさが増してくるのを感 じます。

いつもは家族一緒に過ごす年末ですが、昨年末は、大きい子たちは友人の家で カウントダウンでした。
少しずつ離れていくのは、大きくなれば自然なこと。
でも、だからこそ、「おかあさん、あのね!あのね!」と、駆け寄ってくる小さな子どもたちがいる今、この子たちの話をちゃんと聞いてやりたい、と強く思うのです。

子どもたちへの愛しさが年々増すのは、たぶん、わたしが年々年をとっている からでしょう。

信子母さん、今年の5月で56歳になります。(^−^)<MCMS_KKT_HEART>



マイケルのスピーチの全文を紹介しています。
本当に素晴らしいスピーチなので、ぜひ、ぜひ、ぜひ!!
http://www.okaasan.net/index.php?itemid=16865

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