日替わりコラム

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小学5年生の<MCMS_KKT_ISSHIN>と、三年生の<MCMS_KKT_FUDO>が、並んで宿題をしている。

「あ〜〜〜〜めんどくさい!」と一心。
「なんで?」と不動。
「ふうちゃんの宿題は簡単だけど、一心のは難しいんだよ!」と一心。
「なんで?」と不動。
「ふうちゃん、最小公倍数、ってわかる?」と一心。
「わかんない」と不動。
「一心は、最小公倍数の宿題をやってんの!4と8の最小公倍数、わかる?」と一心。
「さいしょーこーばいすー、ってなに?」と不動。
「あのね!」と、一心が説明を始めようとしたので、そこで私は口をはさんだ。
「一心くん!小学3年生の子に、最小公倍数なんてわかるわけないでしょ!もう、さっさと自分の宿題をやっちゃいなさい!」
すると、不動が、一心にさらに尋ねた。「ねぇ、さいしょーこーばいすー、って、なに?」

「あのね、」と、一心は説明を始めた。
<MCMS_KKT_NOBUKO>は、どうせわからないのに、と思いつつ、聞き耳をたててみる。
以下、一心と不動の会話。

「あのね、倍数、ってわかる?」
「うん。えぇと、2ばい、とか、3ばい、のことでしょ?」
「うん。4と8の公倍数、っていうのは8なんだ」
「こーばいすーって、なに?」
「あのねぇ、簡単に説明すると、4と8の重なるとこだよ」
「????????」
「あ、4と8の倍数が重なるとこ、だよ。たとえば、4の倍数は、4、8、12、16、でしょ?8の倍数は、8、16、24」
「あ、わかった!8ね!」
「そう!重なるところが公倍数。で、その公倍数の一番小さいのが、最小公倍数、なんだ」
「わかった!!!」
「じゃ、問題出すよ!」
「うんっ!」
「6と10の、最小公倍数はなんでしょう?」
「えぇと…。えぇとぉ…。えぇとぉぉぉ…」

わかりっこないわよ、と心の中で思いつつ 笑って見ていたら、一生懸命考えていた不動が、突然顔を上げて、言った。
「30!!」

げっ!
ま、まさか!
え?? ほんとにわかったの??? まさか!
私は不動に声をかけた。「ふうちゃん、ほんとにわかったの???」

「6のばいすーは、6と、12と、18と、24と、30。で、10のばいすーは、10と、20と、30。だから、かさなるのは30!」と、得意げな不動。

す、すごい!
こどもって、すごい!!!
「じゃ、次の問題ね!2と5と7、の最小公倍数はなんでしょう?」
一心がそう言った時、私はまた口をはさんだ。
「一心くん、それは無理よ! 3つの数でなんかできないわよ!」
すると、「まって!」と不動が私を制し、またじっと考えている。
私自身も考えてみる。えぇっと、2と5と7の最小公倍数は…えぇと…えぇと、…。
「70!」と言ったのは、驚いたことに不動だった!
私より速い!
な、なんで????????
どうしてわかるの?????????

「じゃ、次の問題いくよ!今度は、最大公約数ね!」
「うんっ!」
「公約数というのはね、」
一心は今度は紙に書いて説明を始めた。不動は熱心に聞き入っている。

すごいなぁ…!!
私は本気で感動した。
恐るべし、子ども!
子どもって、あなどれない。

一心の担任の先生! 先生のご指導は一心の頭にしっかりと入っているようです!
一心の教え方はパーフェクトクトでした!
感動しました! いつもありがとうございます<m(__)m>
それから、ふうちゃん! あなたの理解力にびっくりです!
どうせわからないだろう、なんて考えて、制限を設けてしまうのは大人の方なんだなぁ、と、お母さんはまた改めて反省しました。

子どもってほんとにすごい!

…あ、でも、一心くん! 教えるのはもうそのくらいにして、自分の宿題やってください!!

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