日替わりコラム

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始まりは長男・<MCMS_KKT_HIDETOMO>。
とにかく工作の大好きな男の子だった。
幼稚園、小学生時代、の長男にとって、菓子箱、空き缶、プリンカップ、割りばし、毛糸、フィルムケース、トイレットペーパーやラップの芯、段ボール箱…などなど、身近なものは全て、物づくりの格好の材料だった。
彼の手にかかると、それらのものが、動物や乗り物はもちろんのこと、ちゃんとジュースが出てくる自動販売機、パンが飛び出すトースター、手足が動く変身ロボット、…へと、見事に姿を変えていくのだ。
あんまり長男が楽しそうなので、<MCMS_KKT_NOBUKO>は時々、近くにあった電気屋さんから、冷蔵庫や洗濯機が入っていた特大の段ボール箱を貰って帰っていた。
すると、もう、長男は狂喜乱舞!
団地の小さな部屋いっぱいに、工夫を凝らした秘密基地や大掛かりな巨大迷路を作り始める。
そこで狂ったようにはしゃいで遊ぶのは、弟、妹たち。
子どもの発想の豊かさに、当時 本当に何度驚かされたことだろう。

その長男をリスペクトし、長男の背中を追ってきたのが三男・<MCMS_KKT_IBUKI>。
「ひでくんにはかなわないよ」と、三男はいつも言うけれど、いや、なかなかどうして、息吹の物づくりもまた、小さいころから目を見張るものがあった。
今でもそうだ。

少し前の休みの日、こんなことがあった。
玄関に、いくつかの段ボール箱が無造作に置いてあるのを見つけた息吹が言った。
「お母さん、この箱、もらっていい?」
「いいよ」と、答えると、息吹はおもむろに、その箱で何かを作り始めた。
「よし、できた!」

「うわぁぁっ!!」と、歓声を上げたのは弟たち。
「かっこいいっ! ねぇ、いっくん、もうひとつ、作って!」「おねがいっ!」と、大騒ぎだ。
出来上がったのは、兜。
ほんとだ。かっこいい。と、私も思った。

弟たちの熱烈なリクエストに応えて、一人に一つずつ、息吹が作った兜、は、ご覧のとおり! (写真が3枚しか載せられないので、全部は見せられなくて残念!)

まぁ、なんて弟思いの息吹くん!
と、思った矢先、先頭を切って外に飛び出して行ったのは息吹だった。
自分用の兜もちゃっかり作ってかぶっている。

「待って!いっくん!まってよ〜!」と、新聞紙や段ボールで作った剣と楯を手に、追いかける弟たち。
「はっはっは、かかってこい!」と、迎え撃つ息吹。



結局、一番遊びたかったのは、いっくん、だったんでしょ!(笑)

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