日替わりコラム

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GReeeeNの「キセキ」という歌が、いまだによく流れている。
子どもたちの小学校でも、中学校でも、吹奏楽部の演奏会でも、ラジオでも。
ドラマの主題歌にもなったし、歌番組ではずっと1位だったし、選抜高校野球大会の入場行進曲にも選ばれたしね!
歌詞もいいし、曲もいいし、なんといっても声がいい!
・・・おぉっと、GReeeeNについてではなくて、今日書きたいのは、歌のタイトルにもなっているキセキ、「奇跡」についてだ。(^−^)


受験生にとっては、悲喜こもごもの春だけれど、
この季節を迎えるとき、ふと思うことがある。
<MCMS_KKT_NOBUKO>の奇跡の入り口のこと。

私は大学受験に失敗している。
高校時代、私には希望があり、その夢の実現のために行きたい大学があった。
国立でないと経済的に無理だったので、進路担当の先生ともよく相談して、一つの大学に絞った。
当時の私の偏差値は、その大学の受験に受かるであろう程度の点数をキープしていたので、合格できる、と信じていた。いや、信じて、一生懸命努力していた。

・・・が、
合格発表当日、合格者の中に私の名前はなかった。

・・・本当にショックだった。

浪人したい、と強く望んだのだけれど、経済的に難しく、両親のすすめで、長崎の短大に行くことになった。
短大の入学式の日、私はとてもみじめだった。
なんでこんな学校に・・・、という思いがいっぱいあったからだ。
今思えば、なんて高慢だったのだろう、と本当に恥ずかしくなるけれど、その日の私はそう感じていた。
ただ、ただ、みじめだったのだ。高校時代の友達に会うのも恥ずかしかったくらいに。

・・・が、

そこで過ごした2年間は、その後の私の人生を左右する、いや、全てを変えてしまうくらいのものになった。

良い先生との出会いがあった。
英語が好きでそれまで勉強していたのだけれど、「英語は手段のひとつにすぎない」と学んだのは短大時代の先生たちを通してだ。
それまでの私は、英語を勉強すること自体が目的になっていたように思う。
でも、そうではなかった。
英語、という手段を使って、コミュニケーションをはかる。
英語、という橋をかけて、それを渡り、向こうの岸にいる人と仲良くなる。
英語は、そのための手段の一つなんだ。
・・・と、そんな当たり前のことにやっと気づくことができた。
それ以来、私はますます英語が好きになった。学ぶことが楽しくなった。
その頃出会った外国の方たちとの思い出は、ひとつひとつが私の宝物だ。

でも、それ以上に大きい、いや、何より一番大きな出会いは、
永遠の友達とも呼べる 佳子ちゃんとの出会いだ。
同じ短大に入学して、同じ学科を専攻していた佳子ちゃん。
彼女は、キラキラ輝く笑顔の綺麗な 魅力的な女の子で、私たちはすぐに友達になった。
彼女を通して教会を知った。
それまでは、熊本の地元で、遊び程度に教会に通っていたのだけれど、彼女を通して、末日聖徒イエス・キリスト教会という名の教会を知り、そこで学び、私はバプテスマ(洗礼)を受けた。

書きだしたらきりがないけれど、その教会で、一生を通して付き合える愛すべき沢山の友人を得ることができた。
私は青春を謳歌し、満喫した。
長崎のみならず、福岡、鹿児島、大分・・・と、友達の輪はひろがっていき、
その中の一人に、福岡の大学に通っていた岸さんがいた。
やがて私たちは恋に落ち<MCMS_KKT_HEART>、結婚し、10人の子どもに恵まれ、・・・今の私がいる。

ふと思うことがある。
あの時、志望大学に合格していたら、私は長崎の短大に行くことはなかった。
そうしたら、佳子ちゃんと出会うこともなかったはず。
福音を知ることもなく、バプテスマを受けることもなく、
ましてや岸さんと結婚することもなく、今のこの家族を築くこともなかったんだ・・・。


つまりは、今のこの幸せな生活に続く道の扉を開いたきっかけの一つは、受験の失敗だった、ということ。
一見不幸に見える出来事が、実は、素晴らしい奇跡へと続く道の 入口だったりするんだなぁ・・・と。


人生はわからない。

人生は奇跡に満ちている!(^−^)<MCMS_KKT_HEART>

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