日替わりコラム

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実は、これ、「お母さん大学」で連載中の「信子かあさんの大家族日記」に書いた文章なのですが、「お母さん大学」を見る機会のない方も多いと思うので、ここに転記することにしました。
ここに書いた日記は、最近の私の一番の出来事です。
読んでみてください(^−^)<MCMS_KKT_HEART>

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『お母さんの仕事』

つい数日前のことです。
<MCMS_KKT_REIKA2>と<MCMS_KKT_MANAMI2>と<MCMS_KKT_NOBUKO>は、三人でドライブをしていました。

お決まりの恋話から始まって、いろんな話で盛り上がっているうちに、
たまたまテレビで見た 病気の後遺症に話が及びました。
「私も若くないから、気をつけなくちゃあ」と言うと、
次女がサラリと言ったのです。
「のぶちゃん(娘たちは私をこう呼びます)、もし、病気になって、すっごい後遺症が残って、何にも出来なくなっても構わないんだよ」

「えっ?」と思わず聞き返すと、次女は続けて言いました。
「のぶちゃんはね、いてくれるだけでいいの」

「えっ?」

さらに、長女も言いました。
「そう! のぶちゃんの仕事は、そこにいること、なんだよ」

じ〜んとして、一瞬泣きそうになったので、私はわざと口を尖らせました。
「なに、それ? 私の仕事って、家にいるだけってこと? 失礼ねぇ!」

すると娘たちは口を揃えて言いました。
「そうよ。のぶちゃんの仕事は、そこにいること、だよ!」
「うん! のぶちゃんはただそこにいてくれたらいいの!」

気の利いた言葉を言いたかったのに出てこなくて、
「やだな、ちょっと感動するじゃない」と言うと、娘たちは言いました。
「のぶちゃん、長生きしてね!」

「もうっ! 嬉しいから、アイスおごってあげちゃう!」
私はコンビニで車を止め、奮発して、高級アイス(笑)・ハーゲンダッツを買いました。

「やったぁ!」
無邪気に喜ぶ娘たちは、21歳と19歳。
眩しいくらいに綺麗です。

やがては結婚して家を出ていく娘たちとのこんな時間が、
切ないほどに愛おしく思えた、秋の夜長の出来事です。

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