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 「追い続ける夢はいつかきっと叶えられるものですよ」という言葉を心の支えにしていた小学生時代のの夢――カナダへ行くことと自分の本を出すこと――は、二つとも実現した。
 そして、私が夢をかなえることが出来た理由は夢を追い続けなかったからだと、前回書いた。
今日はその続きを書こうと思う。

 「夢を追い続けなかったことがいい結果を生んだ」と思うのにはわけがある。
 もし私が夢を追い続けていたら、自分の夢の実現のことばかり考えていたら、私にとって子どもたちは、私の夢のじゃまをする手かせ足かせとしか、思えなかったんじゃないかと思うのだ。子どもがいるからこれができない、子どもがいるからあれもできない、子どものせいで私はたくさんのことを忍耐し、あきらめなければいけないんだ、と思えば、子どもたちの存在は喜びではなくなってしまう。
 夢をもち、その夢を追い続けるのは大切なことだけれど、でも、時には、目の前のもっと大切なことのために、自分の夢を後回しにすることも必要なんじゃないかと思う。
 夢を捨てるんじゃない。ちょっと後回しにするのだ。
 そうして、目の前の大切なことを、心をこめて頑張っていると、チャンスが向こうからやってくる。まるで、目の前の大切なことを頑張ったことへのご褒美みたいに。
 1冊目の本が出てから数ヶ月後、熊本県民テレビのホームページ上にエッセイを連載するという、思ってもみなかったチャンスをいただき、さらに2年後には2冊目の本となる「妊娠百ヵ月」を出版することができた。
 月並みだけど、「本当に夢のよう!」としか言いようがない。

 そして今回の、3冊目となる本の出版。これもまた、私の夢の実現なのだ。
 子ども向きの本を書きたいと、ずっと前から思っていた。メッセージ性のあるもの、私が本当に伝えたいことを書いたものを、と。
 思いと願いと祈りを込めて書いた作品が賞を取り、この3月に出版される。
 挿絵の入った「初校」を眺めながらつくづく思う。願いは叶う、夢って本当に叶うものなんだ・・・。

 新しい年が始まった。
 新たな目標、夢を見つけて、今年もしっかり頑張ろう。
 欲張らず、無理をせず、おごらず、誇らず、あきらめず、目の前の大切なことに誠実に取り組みながら。