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 二、三日調子が悪い。
 とにかく吐き気がひどいのだ。
 「お母さん、風邪?」と愛実
 「うーん…ムカムカするのよねぇ」
 「それって、もしかして!?」
 「いや、それは…」
 「違うの?」
 「うーん…」
 「かもよ!」
 「どうかなあ?…」
 「ゆっくりしてたらいいよ!ああ、ワクワクするぅ!」

 「具合はどう?」と
 「うーん…吐き気がねえ」
 「もしかして!?」
 「どうかなあ?…」
 「もしかする?」
 「どうだろう?…」
 「とにかくゆっくりしてた方がいいよ」
 「うれしいの?」
 「そりゃあね!」

 うーん…。
 自分でも本当にわからないのだ。
 かもしれないと思わないでもない。
 心当たりがあるといえばあるし。
 まあ、とにかく様子を見よう、と家族のやさしさと親切を受けながら吐き気に耐えた一週間後の朝のトイレ。

 あちゃ。

 「あのう、…生理、始まりました」

 えぇーーーーーーーーーーっっっっっ!!

 夫や子どもたちの失望ぶりの大きいこと、大きいこと、大きいこと、大きいこと!

 でも、今回のお騒がせな胃腸炎であらためて思い知らされた。家族のみんなが、どんなに新しい弟や妹を楽しみにしていてくれるのかということ。そしてそれは、母親に私にとって本当にとても幸せなことだ。

 コウノトリさん。
 うちの家族はずっとこんな感じです。
 みんな、心の底から、赤ちゃんを待ち望んでいます。
 私は50歳ですし、もう無理かな?とも思いますが、でも、もしもう一度チャンスがもらえるのなら、そんなうれしいことはありません。
 ですから、
 コウノトリさん。もしよかったら、考えてみていただけませんか?