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一心くんの運動会、楽しかったねぇ」
ふうちゃんもやりたかったなぁ」
「春になったらふうちゃんも幼稚園だもん。もうすぐだよ」
「うん」
「ふうちゃんは早く幼稚園に入りたいの?」
「うんっ!」
「そうか、楽しみだねぇ」
「うん!」
「でも、お母さんはちょっとだけ寂しいなぁ」
「どうして?」
「だって、ふうちゃんが幼稚園に入ったら、お母さんは一人になっちゃうでしょ」
「なんで?」
「朝、ふうちゃんを自転車に乗せて、幼稚園まで送って行くでしょ。それからお母さんは一人で家に帰って、ずーっと一人でお留守番だもん」
「そうか」
「寂しいなあ」
「そうだねぇ・・・」
「お母さん、一人で何しようかなぁ?」
「どうしようねぇ・・・」
「困ったなぁ」
「こまったねぇ・・・あっ!いいことかんがえた!」
「なぁに?」
「おかあさんがちっちゃくなればいいんだよ!」
「えっ!?」
「ちっちゃくなって、ふうちゃんといっしょに、ようちえんにはいればいいんだよ!」
「お母さんが?」
「うん!」
「幼稚園のスモッグを着て?」
「うんっ!ふうちゃんがちゃあんとつれてってあげるから!」

傾きかけた古い家の
散らかった狭い部屋の中。
ブロック遊びの手を止めて、
そういったふうちゃんのとびっきりの笑顔!


しあわせはここにある。