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 「"老いる"ということは年を取ることではありません。老いるというのは好奇心を失うこと、夢を失うことだとは常々思っています」
 これは先日お会いした80歳を超える男性教授の言葉だ。
 なるほど、なるほど、とうなずいていると、先生の口から思いがけない一言が。
「いやあ、岸さん。あなたは実に若々しい。実にみずみずしい方だ」

  (す、すみません!
     ちょっと自慢になっちゃいました?)

 でも、この言葉、本当にうれしかったのだ。

 このところ、肉体の変化が著しい。
 まずは"しみ"!
 大きくてかなり目立つ濃いしみが、顔のあちこちに出現してきた。顔だけではない。手の甲にも、腕にも足にも、おかまいなしに現れる。
 それに、"まぶた"!
 まぶたが上からかぶさってきて、目が小さくなったようだ。目の下も袋のように垂れてきたし。
 さらに"しわ"!これはもう完全に増加の一途だ。特に目尻と口元。首のしわには自分でも驚いた。
 白髪も増えた。かかとはガチゴチ。胸は下がった。おなかはたるんだ・・・と、肉体は老化の道を一直線!なのだけれど、それは単に体の変化にすぎないと(この日記に以前も書いたけれど)いつも思う。

 体と心は別々のもの。
 "体は着ぐるみにすぎない。その中にいる「私」が本当の「私」なのだ"という言葉に、私は100%共感できる。
 子どもの体、若くて美しい娘の体、少々疲れのでる中年の体、あちらこちらに不具合のある老人の体・・・と、体は変化していくけれど、その体の中にいる「私」は、今をいきいきと生きている。
 老いていく体と一緒に老いていく必要はないと思うのだ。
 老いていく体から、忍耐や感謝、思いやりや謙そんさなどを学びながら、体の中の「私」はたくさんのことに興味を持って、挑戦して、感動して、楽しんで、喜んで、いつも元気でいたいと思う。
と思っていた矢先に言われた言葉だったのだ。
「あなたは実に若々しい。実にみずみずしい方だ」
うれしくないはずがない。頑張ろう!とますます思った。
さらにもうひとつ。

非難覚悟で付け加えると、先生は最後に、笑顔でこう言って下さったのだ。
 「あなたは実に美しい」

きゃは

岸 信子、50歳!
何かのCMではないけれど、人生まだまだこれからだ!!