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  何が楽しみといって、にとってと映画を観ることほど、楽しみなことはない。
 夜9時過ぎのレイトショーだと、料金は一人1200円。なかなかリーズナブルなお値段なので、もっぱらレイトショー派だったのだけれど、最近は夫婦のうちどちらか一人が50歳以上だと、一人1000円で観られるサービスがあるので、大いに利用させてもらっている。
 私が映画を好きになったのは中学生の頃。中2の時に観た「ロミオとジュリエット」がきっかけだった。ディカプリオ版ではなく、もちろんオリビア・ハセーとレナード・ホワイティング版。オリビアのあまりの美しさに息をのみ、我を忘れて引き込まれ、雑誌の切り抜きを集めまくり、スクラップブックを作ってはため息をつきつつながめていたものだ。
 以後、学生時代、OL時代と、映画は私の大好きな大好きな趣味の一つとなった。
 結婚して子どもが次々にできてからは、劇場で映画を見ることはぐっと少なく、いや、ほとんどなくなってしまったけれど、子どもたちがだんだん成長していくにつれ、自分の時間が少しづつでてきて、年に1回、年に数回・・・と、映画館に足を運ぶ回数が増えていき、今ではつきに1〜2回のペースで、夫と映画を楽しんでいる。
 最近観たのは「オペラ座の怪人」「ナショナルトレジャー」「シャルウィダンス」などだけれど、今日はその中で、「ブリジットジョーンズの日記2」について、熱く語ってみたいと思う。
 と言っても、語りたいのは一つだけ。
 主人公のブリジットがベッドの傍らに立ち、頭からシーツをすっぽりとかぶって、そのシーツの中でモゴモゴモゴと服を着ようとする場面だ。
 ベッドに横になり、そのおかしな様子をいぶかしげに見ていた恋人のマークが声をかける。「何をしているんだい?」
 ブリジットはシーツをかぶったままで答える。「余分な脂肪を見せたくないのよ」
 それを聞いたマークはにっこりして言う。
「ぼくはその余分な脂肪が気に入っているのに出来ればもう一度見たいくらいだ」
 するとブリジットは、シーツからスッと頭を出し、「ほんとに?」というような顔をして彼を見つめ、それから満面の、ちょっと得意げな笑顔になって、スパッとシーツをふり払うのだ。
 このシーン、たぶん笑う場面なのだけれど、私は泣けた。
 ステキ!ステキ!愛されるってステキ!
 余分な脂肪―それはきっと自分のコンプレックスであり、キライなところ。でも、それも好き!と言ってくれる人が現れた時に、人はそのコンプレックスをスパッとふり払い、ぬぎ捨てることが出来るんじゃないかしら。
・ ・・なぁんて、評論家気分でちょっと語っちゃいました。
 ステキ!ステキ!ブリジット!!


蛇足ではありますが・・・ 
実は、映画のこのシーンと、ほとんど全く同じことが、私たち夫婦にもあったのです。
新婚の頃のことですが