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 居間の目立つ所に手作りの日めくりカレンダーが下げてある。先週、「お母さん、これ部屋に下げといてよ」と二男が持ってきたものだ。
 パラパラとめくってみると、"てんちゃんがいなくなるまであと20日""てんちゃんとバイバイまであと18日""てんちゃんの旅立ちの日まであと14日"・・・と、毎日違う言葉が書いてある。
 「これ、カウントダウンカレンダー?わざわざ自分で作ったの?」笑いながら見ていると、"てんちゃんが涙を見せる日まであと12日""てんちゃんと会えなくなるまで日まであと9日""てんちゃんが一人暮らしまであと2日""てんちゃんが家を出る日まであと1日"・・・と続き、3月7日のところには、"てんちゃんがいなくなるまであと0日!旅立ちの日。今までお世話になりました"と書いてあった。ぐっときて、思わず胸がつまった。
 そうなのだ。二男の天童は、3月7日に家を出る。東京の専門学校へ進学するためだ。
 新聞奨学生としての上京なので、朝刊と夕刊を配り、集金業務をこなしながらの学生生活となる。
 家を出ることは楽しみでもあり寂しくもある、というのはどの子も同じようだ。広島での就職が決まった長男も寮生活が始まる長女も、それぞれに弟や妹たちとの時間を、愛おしむように大切にしているのが、見ていてとてもよくわかる。
 特に、二男と長男の変化は著しい。幼稚園のお迎えを引き受けてくれたり、一心不動とお風呂に入ったり、一緒に寝たり、遊んだり。それに応えるように、子どもたちもまた、
「ひでくん、あそぼ!」「てんちゃん、いっしょにねようよ!」と、毎日まつわりついている。
 ひでくん、てんちゃん、れいかちゃん、
 できれば私もまつわりつきたいくらいに
 あなたたちが大好きです