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 「夏休みで何が一番楽しかった?」と子どもたちに尋ねてみると、親の期待する答とは違う答が返ってくることがある。
 時間を作って、少々お金だってかけて、張り切って遠くまで連れて行った時のことよりも、すぐ近くの公園で自転車遊びをしたことの方が、子どもには楽しかったりするのだ。
 親が子どもを喜ばせようと思ってすることが、必ずしも子どものして欲しいことではない、ということがあるようだ。
 実際私もそうだった。小さい頃、景色の美しい観光地とかへ連れて行ってもらっても退屈なだけだったり、やれ遊園地だ動物園だとあちこち歩き回ることよりも、デパートの屋上にある狭くて小さい乗り物コーナーの方がずっと魅力的だったりしたものだ。
 場所や時間やお金に関係なく、その子どもにとってうれしいことが、きっとその子の一番なのだ。
 子どもたちを動物園に連れて行けば、「ほら、こっちにライオンがいるよ!見て、見て、カンガルーの赤ちゃんだよ!ねぇ、ここにはサイもいるよ!」・・・と、少しでもたくさんの動物たちを見せてやりたくなるのだけれど、ずーっと猿だけを見たがることもある。その時は、ずーっと猿だけを見て帰る。
 その子の気持ちに少しでも寄り添えたらいいな・・・といつも思う。もちろん、できない時もあるけれど。

 さて、今年の我が家の夏休み。
 宿題の絵日記に子どもたちが描いていたのは、海、地蔵祭り、川下り、映画、プール・・・などなど、夏の思い出の数々だ。いきいきと弾むような絵を見ていると、"おっ?少しは喜んでもらえたかな?"とうれしくなる。
 明日からは新学期!
 バタバタの朝が戻ってくるぞ!!