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 「お母さん、見て!すごいんだよ!」
 興奮した様子で、種恵が一枚の紙を差し出した。
 「これ、いっしんくんが書いたんだよ!」
 「一心くんが?」
 「うん!ほら、ここ見て!すごいんだよ!ちゃんと上を見てるんだよ!」
 種恵が指さしたのは、画面の左下にちょこんと書いてある小さな男の子だった。
 「ほんとだ。空を見上げてる」
 「でしょ!ねっ!ねっ!すごいでしょ!」

 種恵の話によると、種恵がお絵描きをしていたら一心がやって来て、隣にすわって絵を書き始めたらしい。
 「あめ、あめ、だいすきなあめー」とか、でたらめな歌を口ずさみながら、とても楽しそうに書いているので、ちょっとのぞいてみたら、そこには、たくさんの雨つぶと、それをにっこり見上げている一心の姿が書いてあったのだそうだ。種恵はその絵をたいそう気に入ったらしく、「いっしんくん、これちょうだい!」とすぐにもらって、私が帰宅するなり一番に見せてくれた、というわけだ。(今回の絵がその絵)
 「ほんとにかわいい絵だねぇ」というと、種恵は「でしょっ!ねっ!ねっ!」とうれしそうにとびはねている。

 子どもの絵って、本当にステキ!
 そして、そのステキさに感動している種恵ちゃんもまた、本当にステキ!