絵日記トップページへ
   
   
 

 
 

 
 「お母さん」
・・・ん? 二男の声だ。
「お母さん」
・・・うーん、今、何時?やだ、夜中の12時すぎじゃないの。眠いなあ・・
「ねぇ、お母さん!」
んもうっ!私はふとんから起き上がって言った。
「なぁに?天ちゃん」
「台所にあるイチゴ、食べていい?」
「え?何?」
「テーブルの上のイチゴ、食べていい?」
「いいけど」
「やった!じゃ、イチゴミルク作ろ」
「今から作るの?」
「うん」
「じゃ、お母さんの分もよろしく」
「それはどうかな?」

二男は部屋から出て行き、私はすぐふとんに戻った。まったくもう、こんな時間に。ああ、眠い、眠い・・・
10分か15分くらいたっただろうか。また二男がやってきた。
「お母さん!」
・・・もうっ!今度は何よ!・・・と思いつつ寝たふりをしていると、
「お母さん、イチゴミルク飲まないの?」と二男の声。
えっ!?と起き上がると、二男がコップを持って立っていた。
「ありがとう」
「じゃ、おやすみ」

受け取ったコップの中には、たっぷりのイチゴミルク。
イチゴを洗って、ヘタを取って、フォークでつぶして、さとうを入れて、牛乳を加えて・・・と台所でせっせと作ってくれた二男の姿を思い浮かべると、なんかうれしい!
飲んでみると、甘さ控えめのナイスなお味!私はまたうれしくなる。

翌日、娘たちにこのことを話すと、
「へぇっ!天ちゃんが!?自分の分だって、ろくに作らない天ちゃんがねぇ!!」と驚いている。
そう!昨晩のイチゴミルクは、めったに飲めないスペシャルドリンクだった、という訳!私はまたまたうれしくなる。

ねぇ、天童さん、おいしいおいしいスペシャルドリンク、次にごちそうしていただけるのはいつかしら?