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 報告しよう。
 私の、結婚20周年の記念にと昨年二人で買った大切なマリッジリングをなくしてしまった!
 「ごめんね・・・」と謝られても、なくしてしまったものはどうにもならないから、「いいよ・・・」と答えるしかない。
 でも・・・私にとっては、二人揃ってはめるからこそ価値あるリングだったのにな・・・と寂しいような、腹立たしいような、悲しいような複雑な心境。
 左手のリングを見ながら考える。物の価値って、それ自体が持つ価値というより、それが持つ意味の方がずっと大きいのかもしれないなぁ・・・。私にとってのマリッジリングは、リングの終わりのない丸い輪のように、夫といつまでも一緒にいたいという願いと誓いそのもの。だから、夫の指に光る指輪を見るたびに、二人でその誓いを守っている証のように思えて、私はいつもうれしくなった。
 でもその指輪はなくなったのだ。
 はぁあああ〜っと、ため息が出てしまう。・・・おっと、ダメダメ!ため息をつくたびに、しあわせが逃げていくんだったっけ。ここはひとつ、新しい考えをしないとね!
 指輪がなくなった、ということは、つまり、え〜と、・・・もしかしたら、"形にこだわってはいけない"っていうことなのかもしれない。目に見えるものがなくなったって、心がつながっていればいいんだもの。"目に見える形にとらわれず、心のつながりにこそ信頼をおきなさい"という戒めなんだ、きっと!

 でも!
 う〜ん、やっぱりお揃いがいい!
 ねぇ、英治さん。お金を貯めて、5年後の銀婚式に、もう一度二人で買いに行かない?