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 息吹種恵大我の3人が通う宇土小学校の運動会が、晴天の中、盛大に開催された。
 様々な種目があるけれど、運動会の花形種目と言えば、やっぱりリレーかな?と思う。
 特に学年選抜によるリレーは、迫力、見応え充分だった。
 本部席、応援席の前を、土煙をあげて疾走していく選手の姿は、正にヒーローそのものだ。
 我が家の子どもたちがそのヒーローになることは、残念ながら全くない。夫に似ればよかったのに、なぜか走ることに関しては、母親の私に似てしまったようなのだ。
 実家の母が、運動会の季節になるたびに、くり返し話してくれるあまりありがたくない思い出話がある。
 「信ちゃんは、いつも、一番うしろから、にこにこしながら走りよったもんねぇ」というものだ。低学年の頃のことだから、私自身はまるで覚えていないのだけれど、母の話によると、私はいつも徒競走ではダントツのビリで、応援席の両親や祖父母に手を振りながら、にこにこと走っていたらしい。
 4年生の頃のことは自分でも覚えている。友人に『馬の糞を踏むと速く走れるようになる!』と教えられ、運動会の朝、実際に馬の糞をしっかり何度も踏みつけて、うんこまみれの靴で学校に行ったのだが、結果はトホホのビリだった。
 そんな私に似てしまったものだから、うちの子どもたちの走りには、あまり期待が持てないのだ。
 でも、それぞれの子には、それぞれの得意種目がある。種恵大我はダンス、息吹は組体操。息吹にとって小学校最後の運動会なのだが、一生懸命の姿は本当に感動的だった
 私は彼の勇姿に向かい、力いっぱい力いっぱい拍手をして、心の底からエールを送った。
 「いっくん、感動をありがとう!これからも頑張ってね