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 3才の一心と1才の不動が、楽しそうに遊んでいる。それを見ていた幼稚園児の日向が言った。
 「いっしんくんはいいなぁ!いつもおうちにいられて。ようちえんはたいへんだよ」

 それを聞いていた小学2年生の大我が言った。
 「ひゅうちゃんはいいよ!しゅくだいないし、小学校のほうがもっとたいへんだよ!」
 それを聞いていた小学6年生の息吹が言った。
 「たいちゃんはいいよ!授業が短いから。6年生なんていつも6時間だよ!」
 それを聞いていた中学2年生の愛実が言った。
 「いっくん、小学生はいいよ!テストないし!中学生は超大変!」
 それを聞いていた高校2年生の麗花が言った。
 「何言ってんの!中学生は課外もないくせに」
 それを聞いていたが言った。
 「学生はいいよ。大人は責任も大きくて、もっとたいへんなんだよ!」

 ちょっと待った!
 それじゃあ、一番幸せなのは赤ちゃんで、年を取れば取るほど不幸になっていくみたいじゃないの!
 その理屈で言うと、私の知っているおばあさんは、きっと一番不幸なはずだ。
 年は70をとうに越えているし、足が悪くて車いすの生活だし。
 ところが、そのおばあさんはいつも言うのだ。
 「今が一番幸せ!」と。
 どうしてですか?と尋ねてみたことがある。その時彼女は笑顔で教えてくれた。
 「車いすを発明してくれた人のおかげで、何不自由なく好きな所へ行けるし、車いすを押してくれる息子も娘もおります。動けないおかげで、人様の親切がよくわかります。」と

 考え方、受け取り方で、こうも違ってくるんだよ!
 さあ、みんな、やり直し!やり直し!
 もう一度、最初から言ってみよう!

 日向「ようちえんはいいよ!きゅうしょくがあるし、ともだちといっぱいあそべるし!」
 大我「小学生はもっといいよ!大きいプールでおよげるよ」
 息吹「高学年になると部活ができる!」
 愛実「中学生になったら、友だち同士でシティ(地元のショッピングセンター)に行けるよ!」
 麗花「高校生になればバイトもできるし!」
  「大人はいいよ!自由がある!」

 その調子!その調子!みんな揃って、さあ、幸せを見つけましょ!