信子かあさんのちょっとひといき

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vol.47「お母さんの匂い」

2018年9月7日更新

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台所に立っていたら、次女の愛実が後ろからそっとハグしてきました。

わっ!わたし、汗臭いよ!と焦ると、

愛実は笑って言いました。


「お母さんは自分で自分が汗臭い、ってよく言うでしょ。でも、わたしが子どもだったころ、わたしはお母さんの匂いが好きだったよ。臭いなんて思ったこと一度もなかった。子どもはお母さんのどんな匂いも好きなの」


そして、「いつもご苦労さま!」と言いながら、優しくハグしてくれました。


ちょ、ちょっと!

困るなあ、疲れた日にこんな不意打ち。

なんか、うれしくなっちゃうじゃないですか。

涙腺が危ないわ。

でも、出かかった涙が引っ込んだのは、愛実の次の言葉のせい。


「だけど、母親になるとわかるね。最近わたしも自分で自分が汗臭いと思うもん。なんか、脱いだ服、お父さんみたいな匂いがしてた」ですって。


笑っちゃった。


...


お母さんはいつも汗だく。

洗濯物を干す時も、たたむ時も、

料理を作る時も、

子どもたちをシャワーさせる時も。

それでも子どもたちは、汗だくのお母さんのところに寄ってくる。

おかあさん、だあいすき!って言いながら。

...


今はもう 駆け寄ってくる小さい子たちはいないけど、

可愛い孫たちがいるからね!


優しい石鹸の匂いがするように、

せっせとシャワーいたしましょ!(^∇^)

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