信子かあさんのちょっとひといき

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Vol.8「エール」

2017年11月10日更新

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長女の子ども・たっくんの入園に向けて、整理券を手に入れるため、願書受付の前日 幼稚園の横に並んでいた時のことです。

並ぶこと自体は全く苦にならず、むしろ、周りの人とおしゃべりしながら非日常を楽しんでいました。

でも、夕方になり、夜になると、さすがに外は冷えてきますし、少々疲れも出てきました。

その時、スポーツクラブの帰りなのか 揃いのユニフォームを着た小学3~4年生くらいの男の子数人が列の横を通りかかりました。

そのうちの一人が「何をしてるんですか?」と聞いてきたので「幼稚園に入るために並んでるんです」と答えると、不思議そうな顔をします。そこで、

「この幼稚園に入園したいと思ってる子どもたちが沢山いてね、明日、申し込むことになってるの。でも、全員は入れなくて、並んだ人から順番に入れてもらえるので、並んでるんです」と、説明しました。

「じゃ、夜もずっと並ぶんですか?」と尋ねるので、「はい、そうです」と答えると、その子は「朝までですか?」と言います。

笑いながら「そうです」と答えたら、その子は「がんばってください!」と言いました。

すると、一緒にいた子どもたちが次々に「がんばってください!」「がんばってください!」「がんばってください!」と言いながら、ぺこりと頭を下げて去って行きました。


思いがけないエールを受けて、並んでいるみんなに笑みが広がりました。

子どもたちの爽やかな挨拶、ちょっとした言葉かけが、くたびれたおばさんたちを元気にしてくれたのです。

さあ!もう一踏ん張り!! 笑


......


おかげで、募集定員内の整理券を 見事ゲットすることができました。


春からたっくんは幼稚園です。

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